JCB

JCBカードだけが使えない?具体的な「JCB非対応店リスト」を作ってみました

日本が生んだサムライカード「JCB」

かつては「日本で決済するならJCB」と言われた程にどこもJCB一色でしたが、2019年現在は使用できない店舗も一定数存在しているようです。

具体的に利用できない店舗はどこなのか、また使えない理由は何なのかを今日はまとめてみました。

 

具体的に使用不可なところは…?

JCBだけ使えない」という文言をTwitterなどでちらほら見ますが、具体的にはどこが使えないのでしょうか。

チェーン店

出典:https://www.akindo-sushiro.co.jp/

 

大型チェーン店では、回転寿司チェーン「あきんどスシロー」が使えないことで有名のようです。この他、モスバーガーやマックデリバリーなどもありました。

 

スシロー VISA / Master

モスバーガー VISA/ Master / 中国銀聯

ブロンコビリー VISA / Master / DCカード等NICOS系
2015年12月1日からJCB・Dinners・AMEX・DISCOVERが使用不可に

マックデリバリー  VISA / Master

Webまたはアプリでのご注文時にクレジットカード払いが可能でございます。クレジットカードは、VISA、MasterCardのみの取り扱いです。
出典:http://www.mcdonalds.co.jp/cservice/q.193.mcdelivery/

 

ネット系サービス

ネット系サービスも使えない店舗があります。

Twitterとの親和性が高いからか、特に創作系のBOOTHやFantiaで使えないことを嘆くツイートをよく見かけました。

 

BOOTH  VISA / Master / (JCB利用にはPaypalが必要)

VISA、MasterCardがご利用いただけます。JCB、アメリカン・エキスプレスは「PayPal」を選択するとご利用いただけます。

出典:https://booth.pixiv.help/hc/ja/articles/利用できるクレジットカードはどんな種類がありますか-

Fantia  VISA / Master

CyStore  VISA / Master / AMEX

シュフティ VISA / Master

電気工事士試験 VISA/Master/Diners

レノボ直販サイト VISA / Master / AMEX/ JACCS

ラクマ VISA / Master / (トヨタファイナンス・ポケットカード・楽天カードでのJCBは利用可能)

 

固有カード専属(と思われる店)

・コストコ Master
2017年までAmex専属でしたが、マスターカードへと切り替わりました

 

関西圏ローカル

住友病院 VISA / Master / J-Debit

京都国立近代美術館 VISA / Master / 中国銀聯

関東圏ローカル

サウンドハウス VISA/MasterCard

 

近年使用可能になった店舗

2017年ごろまでは以下の店舗も使用不可でしたが、2018年になって使用可能になった店舗がちょこちょこと増えてきているようです。

 

・オタマート VISA/Master (2018年よりJCBに対応)

・ガルパンギャラリー VISA/Master/Diners/AMEX (2018年4月よりJCBに対応)

https://twitter.com/oaraigpg/status/989118299882508288

・ニンテンドーeショップ VISA/MasterCard /  (2018年5月よりJCBに対応)

・COMIC ZIN VISA / MASTER / NICOS / DC / MUFG Card  (2018年7月よりJCBに対応)

 

何故「JCBだけ」が使えないのか?

「日本発のクレジットカードブランドかつ日本国内での決済」であるにも関わらず、JCBだけ採用を見送る理由としては、加盟店手数料が高いという理由が挙げられます。

クレジットカードの加盟店手数料は業種ごとに異なり、また内々の情報になるのでハッキリとした出典はないのですが、例えば決済機能そのものを提供するようなサービスからはこう示されています。

「PAY.JP」数行のコードでウェブサイトに決済機能を導入できるサービス。初期費用や月額費用はかからず、決済手数料のみで利用できる。
6ブランドに対応し、決済手数料はVISA・MasterCardが3.0%AMEX・JCB・Diners・Discover Cardが3.6%で提供する。加盟店審査があるが、最短2日で利用できるという。

出典:http://shopping-tribe.com/news/21764/

 

ブランドごとに手数料の差がある例として、BASEの決済サービスである「Pay.jp」では、VISA・Masterが3.0%、JCBやAMEXなどが3.6%…と書かれています。

このことから、やはりJCBの手数料が高額な説が濃厚となっています。

https://twitter.com/lua70/status/1099846471946387457

「日本で決済するし、日本企業のクレジットカードだからどこでも使えて安心」…というわけではなさそうです。

 

使えない場合の回避策

長期的にはVISA/Master Cardをもう一枚契約することをオススメしますが、とりあえず使えない時の代替回避手段としては

・コンビニで売っているVISAプリペイドカードを使用する

・スマホでkyashカードを作る(ネットサービスのみ)

スマホでバンドルカードを作る(ネットサービスのみ)

があります。

TwitterやYoutubeでよく見る「バンドルカード」とは? 最近、YoutubeやTwitterの広告でバンドルカードという名前をよく見ませんか? バンドルカードとは、VISAの加盟...

 

そういう事情もあってJCBのシェアが低い…

現在、クレジットカードブランドの国際シェアはVISAが55%、Master Cardが26%、AMEXが3%と8割をアメリカ勢に取られ、我らがサムライカード「JCB」のシェアは僅か1.2%に留まります。

世界のクレジットカードシェアはVISAが50%と圧倒的 世界のクレジットカードのブランド別シェアはどのようになっているのでしょうか。まあ大方予想はついていましたが、VISAが圧倒的でし...

 

これはすなわち、日本国内でのクレジットカード決済のうち80%近くがアメリカの企業を介して行われ、かつアメリカに決済手数料を取られ続けていることを意味します。

 

ロシアではJCBが拡大中

一方でロシアでは、2017年にロシアがウクライナのクリミア半島に侵攻したことを受け、アメリカが発動した経済制裁でVISAやMaster Cardなどのアメリカ系企業決済が使えず、和製のJCBカードが普及し始めているのだそうです。

 

JCB、ロシアの極東銀行と提携し、カード発行および加盟店網を拡大
https://www.global.jcb/ja/press/00000000162634.html

ロシア農業銀、パナソニックと提携したJCBカードの発行を開始:ロシア初の試み
https://jp.sputniknews.com/opinion/201807265161122/

 

ロシアでのシェア拡大はアメリカと同じ構図で、ロシアの決済を日本企業が決済手数料として得られるメリットがあります。

 

JCBには頑張ってほしいが…

クレジットカードブランドは今やアメリカ(VISA/Master/AMEX/DISCOVER)と中国(中国銀聯)と日本(JCB)しかありません。

日本人として、世界で3国しか持っていないクレジットカードブランドを誇りに思いますし、JCBカードにはもっと日本人も利用しやすいようなカード施策を行ってほしいところです。

とはいえ、JCBカードは正直上に挙げたように使いづらいのもまた事実なので、しばらくの間は同じ日本製の三井住友VISAカード/Masterカードの2枚持ちをオススメします。

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