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京都北部で鉄道会社を運営する丹鉄こと京都丹後鉄道は、現在供用している決済サービス「PayPay」の取扱を、2021年9月30日をもって終了することを発表しました。
また、サービス終了日である9月30日は、切替作業の為に夕方以降は利用できないようで、利用可能期間は実質的に9月30日の昼頃までとなります。
<お取り扱いを終了する箇所>
・丹鉄有人駅(宮津、天橋立、福知山、西舞鶴、豊岡)
・観光列車内(丹後あかまつ1~4号、丹後あおまつ1~4号、丹後くろまつ号全コース)
・ 114kmCafe出典:京都丹後鉄道「PayPay決済サービス終了のお知らせ」
手数料有料化では…
PayPayはQRコード式のキャッシュレス決済サービスです。
サービス開始以来、これまで手数料を無料とすることで取り扱い店舗を拡大してきましたが、2021年10月からサービスの有料化(1.60%~の決済手数料)を発表しており、京都丹後鉄道としてはこれを避けてサービス終了に踏み切った形になります。
PayPayからは撤退する丹鉄ですが、一方でVISAタッチ決済については継続しており、完全にキャッシュレスから撤退したわけではありません。
PayPayはこの他、湘南モノレールや肥薩おれんじ鉄道などでも導入されていますが、「一抜け」した京都丹後鉄道を見て、今後鉄道各社がどのような動きを見せるのか注目です。
PayPayを導入している鉄道会社
・ひたちなか海浜鉄道
・湘南モノレール
・伊豆箱根鉄道
・岳南電車
・長良川鉄道
・養老鉄道
・肥薩おれんじ鉄道
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