実は、クレジットカードにも「育てる」という概念が存在します。ポケモンを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
クレジットカードは毎月1円でも使用すると、カード会社に「使った」という履歴が送られ、しっかりそれを返済すると段々と信用が生まれてきます。これは、ポケモンで例えるところの「経験値」に値します。
そして信用を積み重ねていくと、カード会社からより上位のカードへのインビテーション(招待状)がやってくることがあり、ゴールドカードやプラチナカードを取得出来ます。まさしくそれは経験値を積んでレベルが上がると、ポケモンが進化するのと同じですよね。
また、カードにも進化(上位のカード)する/しないカード、進化のスピードが大器晩成型(600族)のカード、進化しないが伝説級のカード…などなど、色々なカードが存在します。
今日は様々なカードの種類を、ポケモンにたとえてご紹介します。
三井住友・JCBは「御三家」
最初のゼニガメ・ヒトカゲ・フシギダネは必ずもらえる一匹ですが、ストーリーを進める上で段々と強くなっていきます。
レベル18ぐらいで最初の進化、レベル36で最終進化…、更に最終進化系には専用技があったり、メガシンカもありますよね。最初から最後までお供してくれる、頼りになるパートナーです。
出典:http://www.pokemon.jp/zukan/detail/006.html
これをクレジットカードにあてはめるなら、三井住友VISAカード、JCBカード(どちらも提携ではなく通常のプロパーカード)でしょうか。
若い頃に作ろうと思えば作りやすく、自分の年齢に合わせてゴールドカード・プラチナカード…と、自分の成長度合いに応じて段々とアップグレードを重ね、ステイタス性も上がっていく…そんなカードです。
「大器晩成型」のアメックス
入手難易度はそこそこ、しかし進化するレベルは高い、しかしひとたび育て上げればコレ以上頼りになるポケモンはいない。そんな大器晩成型、いわゆる「600族」のカードがこちら。
出典:http://www.pokemon.jp/zukan/detail/149.html
ミニリュウ・ヨーギラス・タツベイは最初の進化がレベル30、最終進化が55とかなり遅いですが、いざカイリュウ・バンギラス・ボーマンダに進化させると、この上なく心強いですよね。
これをクレジットカードにあてはめると、アメックス(アメリカン・エキスプレス)でしょう。
アメックスは、バブル期よりは入手難易度が下がりましたが、ゴールド・プラチナ・センチュリオン(ブラックカード)と進化させていくのは至難の技。しかし、一度アップグレードさせると、この上なく心強いカードに化けます。
ちなみに、アメックスのプラチナカードからは専用のコンシェルジュデスクがつくそうで、プレゼントや航空券の手配などまで手がけてくれるんだとか。
アメリカン・エキスプレスを申し込んでみる
ポイント還元カードは「一点集中形」
ステイタス性は一切ないとしても、ポイント還元率という点では誰にも負けないカード。これはポケモンでいうとキュウコン(撹乱効果の技を豊富に持つ)・パルシェン(突出した防御力)など、一点集中形のポケモンになるでしょうか。
出典:http://www.pokemon.jp/zukan/detail/091.html
ストーリー攻略においては「御三家」だけではどうしても勝てない場面が出てきます。そんなときに合わせて使うような、そんなポジションです。
P One wizカードや楽天カード、また最近私がおすすめしているLINE Payカードなんかはここにあてはまります。このカードはアップグレードしてもせいぜいゴールド止まりで、ステイタス性はほぼないのですが、実用性という観点からは、先の2点に引けをとらない活躍を見せてくれます。
「伝説級」のカード
出典:http://www.pokemon.jp/zukan/detail/144.html
サンダー・ファイヤー・フリーザーのような、入手そのものが難しい、または維持費が極端に高いようなまさに伝説系なカードもあります。
クレジットカードでいうとダイナースクラブカードや、最近だとマスターカード系のラグジュアリーカードなどが当てはまるでしょうか。入手そのものが難しく、また年会費も相当なものですが、取得さえすれば強力なステイタス性を持つカードとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。こんな感じで、クレジットカードも進化という概念や種類があることを少しでもわかっていただけたならば幸いです。