ファミレス大手のロイヤルホストが、2017年11月6日より現金支払一切断り、電子マネー・クレジットカード・デビットカードのみだけで決済出来る店舗を、試験的にオープンさせる模様です。
ロイヤルホールディングスは、ロイヤルグループの生産性向上と働き方改革を目指し、次世代の店舗運営を研究開発していく「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店」を11月6日(月)に オープンいたします。(中略)
既存店の「店長業務の負担が大きく人材育成の時間が取れない」など、飲食店固有の課題に対応するため、完全キャッシュレス、セルフオーダーのオペレーションを導入しました。現金管理を無くすことで、売上管理業務の作業数が軽減し、報告業務など店舗業務の効率化に繋がります。
出典:https://www.royal-holdings.co.jp/release/f79d23ea8cc99c4f0256635a7208a20b.pdf
現金を取り扱わないことで、売上管理における効率をアップさせることが出来る…と記載があります。
現金はもはや、店舗側としては余計な作業コストを増やす以外の何者でもないんですねぇ。すごい時代だ…
支払手段
楽天ペイを支払に使用する…としていることから、決済手段は以下の通り。
・クレジットカード(VISA/Master)
・VISA/Master付きのデビットカード
・電子マネー各種(Edy/ICOCAなどの交通系IC)
また、楽天ペイが現在ローソンで提供しているアリペイのような「QRコード決済」は、今後導入していくとのことで、現段階では未採用のようです。
クレカを持たないのはもはや「コスト」の時代
この記事でも書きましたが、クレジットカード(デビットカード)を持たない人は、これから余計なコストを支払わなければいけなかったり、サービスそのものを受けられなくなっていく可能性があるんですねぇ…
ただ、現在はクレジットカードでなく、ビットコインなどの決済手段も増えてきていますので、覇権を握るのはそちらかもしれません。クレジットカードは誰しもが持てるものでないのがネックですね。
公式サイト
ロイヤルホスト「GATHERING TABLE PANTRY」
https://www.royal-holdings.co.jp/gtp/