
楽天カードは、プロパー系クレジットカードの取扱高で初の首位を獲得したことを明らかにしました。
これまでは三井住友カードや三菱UFJニコスが上位をキープしていましたが、今回初めてその座を明け渡したことになります。
楽天グループのカード会社、楽天カードの2017年4~9月期の取扱高は約3兆円に達し、三菱UFJニコスなど銀行系を抜き、自社発行ベースで初めて首位に立ったもようだ。強みはグループ全体で総額2000億円に及ぶポイント付与。今後、カード代金のポイント払いも検討する。
楽天カードの穂坂雅之社長が「提携カードを除いた取扱高でトップに立った」と明らかにした。
出典:日本経済新聞 電子版 2018年1月9日 20:00<https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2546449009012018EE9000/?n_cid=SNSTW001>
楽天カードは「楽天カードマン」の広告戦略が人気を得たほか、高い還元率を持つカード(但しポイント付与先は自社サービスのみ)であることも功を奏し、IT系カードとして初めて日本のクレカ界の頂点に立ちました。
2016年を振り返る
カード名 | シェア率 | 前年度比 |
1位…三井住友カード | 11.3% | ▲0.4% |
2位…三菱UFJニコス | 11.1% | ▲1.2% |
3位…楽天カード | 10.7% | +0.7% |
4位…クレディセゾン | 9.2% | ▲0.7% |
4位…イオンフィナンシャルサービス | 9.2% | ▲0.2% |
出典:『日経産業新聞』2017年7月24日,17面
もっとも直近データである、2016年のプロパー系クレジットカードのシェアを見ると、三井住友カードが首位、続いて三菱UFJニコスがそれに続き、楽天は第3位でした。
当サイトでは1994年頃からのランキングをまとめていますが、三井住友カード・三菱UFJニコスカードの2強はシェアが変わりませんでした。2018年7月頃に発表されるデータを見てみないとなんともいえませんが、ここに来てはじめて、楽天カードが王座の地位に輝いた模様です。
これまでのシェアは以下の記事にまとめていますので、こちらも併せてご覧ください。

当サイトはLINE Payカード推し

ただ、楽天カードはいわゆるエラーコード2(強制解約)など、突然使用停止になるリスクをはらんでいたり、また山のような迷惑メールを送ってくることを考えると、正直オススメ出来るかどうかは微妙なところ。
特にいきなり使用停止・強制解約になってしまうエラーコード2については、その基準すらアナウンスされておらず、非常にリスキーなものになっています。
GoogleやYahoo知恵袋などで検索すると、これでもかというほど出てきますし、中にはゴールドカードですら強制解約された…という話もあります。
高いポイント還元についても、ニュースリリースでは今後、カード代金をポイントで払えるように検討するとアナウンスしていますが、現状では楽天サービスを使用する際でのみしか恩恵が受けれません。
ということで当サイトでは、還元を重視ならば、ポイント還元が2%と破格のLINE Payカード(プリペイド)を、クレジットカードならP-One Wizカードをおすすめしています。