
決済カードにおける世界シェア2位のマスターカードは、1月7日(米国時間)に2019年度より従来ロゴに表示されていたロゴタイプ(文字部分)を削除し、シンプルなものへ変更することを発表しました。
Mastercard today announced that it is dropping its name from its iconic brand mark in select contexts. The interlocking red and yellow circles, referred to as the Mastercard Symbol, will now stand on its own across cards using the red and yellow brand mark, acceptance marks at retail locations both in the physical and digital worlds, and major sponsorship properties.
Mastercardは本日、選択されたコンテキストでアイコニックなブランドマークからその名前を落としていると発表しました。マスターカードシンボルと呼ばれる連動する赤と黄色の円は、赤と黄色のブランドマーク、物理的な世界とデジタルの世界の両方の小売店での受け入れマーク、および主要なスポンサーシップのプロパティを使用してカード間で自立します。(Google日本語翻訳)
We usually don’t like to name drop, but we think we can make an exception… https://t.co/dBYylvH0MF pic.twitter.com/Qk2Qa4ZJlc
— Mastercard (@Mastercard) January 7, 2019
1967年から始まったその歴史

出典:https://newsroom.mastercard.com/press-releases/mastercard-evolves-its-brand-mark-by-dropping-its-name/
ロゴの変遷。1966年に設立した「Interbank」からマスターカードの歴史ははじまり、1968年には現在のマークである赤とオレンジの円形が出てきます。
その後何度か改良を重ね、2016年に20年ぶりにデザインを大きくリニューアル、現行のフラットデザインになりました。

ロゴタイプがないCIロゴというのは、文字がなくても固有のブランドであるということがわかるということで、そのブランドが強力に機能していることを示します。
今回のマスターカードのロゴ変更は、「赤とオレンジの円がマスターカードである」ということが認知された故のものといえそうです。

私の保有しているdカードも、今後はロゴタイプのないマークだけになっていくものと思われます。

