全国100人のJRカードファンの皆様こんにちは。今日は悲しいお知らせがあります。
なんと2020年4月1日をもって、JRカードユーザーだけの特権であった券面の「クレジット」表記が廃止になり、他クレカと同じく「C制」へ変更になる模様です。
情報提供:フィジー.K様
JRグループとクレジットカード会社が提携して発行している「JRカード」につきま
して、サービス内容を一部変更させていただき、あわせて「JRカード会員特約」を改定さ
せていただくこととなりましたのでお知らせいたします(中略)乗車券類等への表示内容の変更
今回のサービス変更に伴い、「JRカード」により発売した乗車券類等の券面余白への
表示を「クレジット」から「C制」に変更いたします。出典:http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/03/16/200316oshirase.pdf
(JR東日本、同様のリリース)https://www.jreast.co.jp/aas/pdf/20200316.pdf
今回の対応は、2018年6月に施行された「改正割賦販売法」によるクレジットカードのIC化の移行期限(2020年3月末)によるものと推測されます。
IC化によって暗証番号が必須となりますが、それに応じた仕様変更のようです。
さようなら「クレジット」
JRカードの特権……それは、マルスで発行したきっぷの左上に[クレジット]という表記があることでした。
この部分の表記には以下の種類があります。
・C制…一般的に最もよく見るタイプ。クレジットカードで購入した場合にはこのように表記されます。
・クレジット…JRカードで購入した場合にのみ表記されるタイプ。地味に珍しい存在です。2020年3月末をもって廃止に。
・西C…JR西日本の「J-West CARD」で購入した場合に表記されるタイプ。
・海C…JR東海の「エクスプレスカード」で購入した場合に表記されるタイプ。
・東C…JR東日本の「View CARD」で購入した場合に表記されるタイプ。
ということで、年会費はかかる、支払日は10日、特にポイント還元率も高くない、しかも申込方法が紙のみで非常に手間取る…と、2019年現在では選ぶメリットが全くないJRカード。
昨年9月に記事にしたところ非常な反響があり、実際にJRカードを作られる方を何人も見ました。
ほぼ唯一のメリット(?)であった、「クレジット」の券面表示もなくなり、JRカードのメリットは「全国どこでも払い戻しが出来る」という一点のみになってしまいました。
これで本当にJRカードを発行する意味がなくなってしまいましたね