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【LINE Pay】一律2%還元を5月末で終了へ…今後はQRコード決済のみに特典?

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当サイトでも何度かご紹介しているLINE Payカード。プリペイド式ながら2%の高額還元率、さらに未成年者でも持てるJCBカードというのが特長です。

そんなLINE Payカードですが、今回2%還元特典の内容が変更されると発表がありました。

LINE Pay社の財政状況はかなり悪いようで、2018年度の決算では27億円もの赤字を計上していることから、今回のポイントプログラムは改悪といわれても仕方ないのかもしれません。

【LINE Pay】2018年度決算で27億円もの赤字を計上 2018年4月20日に発行された官報内において、LINEの子会社であるLINE Pay株式会社の決算公告が掲載されていました。 ...

LINE Pay株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:高 永受)は、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開する“スマホのおサイフサービス”「LINE Pay」( http://line.me/pay )において、さらなるキャッシュレス・ウォレットレス化に向けて、提供しておりました利用特典を変更いたしますことをお知らせいたします。

これまで提供しておりました「LINE Pay カード」の利用特典であるご利用金額の2%分(100円につき2ポイント)の「LINEポイント」の還元は、2018年5月31日(木)をもって終了いたします。6月1日(金)からを予定しております新しい利用特典は、よりスマートフォンでの支払いを促進するため、スマートフォンのみで支払い可能なコード支払いを主軸としたものとなる予定で、「LINE Pay」サービス全体のご利用に対して「LINEポイント」を最大2%還元する統合型の特典プログラムにしてまいります。なお、「LINE Pay カード」は新プログラム移行後も引き続きご利用いただくことが可能です。

出典:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2117

 

今後はスマホ決済のみを特典対象へ

現在はスマホでのコード決済、ならびにプラスチックのカードどちらでも2%の還元を受ける事が出来ましたが、6月1日からはスマホでのコード決済を普及させるべく、そこに特化した形へなるようです。

詳しい特典はまだ発表されていませんが、これまで「一律2%」の還元率であったものが、今後は条件付きで「最大2%」の還元となるようです。

昨年日本政府は、東京オリンピックが行われる2020年までにキャッシュレス環境を整え、今後10年間でキャッシュレス決済率を40%まで引き上げる戦略を発表しています。これには決済手数料の低下やインフラコストを下げる狙いもあります。

LINEはこれに応える形で、今回の特典変更を行ったものと見られます。

世界的には中国のアリペイ(支付宝)がこの分野で先行しており、日本でもQRコード決済によるインフラコスト及び決済手数料の削減実現に向けて動き始めています。

 

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