P-One wizカードがやってきました…!!
以前契約したdカードが微妙だったので解約したんですが、コストコがマスターカードしか受け付けていないことを思い出し、何かいいマスターカードがないかなぁと思って探しておりました。
通好みの中級者向けカード
このP-One wizカード。クレカ関係の雑誌ではよくおすすめカードに取り上げられやすく、クレカ好きには地味に有名なカードです。
一方で一般的な知名度はあまり高くなく、また使い方もちょっと癖のある”通好みのクレジットカード”です。
”クセ”の一覧
P-One Wizカードの”クセ”とは、以下の通り。
・リボ払い専用
・還元率は1%+現金還元
・Tポイントへの交換だと1.5%還元
・発行元会社の知名度が低い
「リボ払い専用カード」という時点で、玄人向きの怪しい匂いがムンムンしてきます
①リボ払い専用カード
先程も書きましたが、リボ払い専用カードという圧倒的パワーワード。非常にクセが強い。
リボ払いがどういうものなのかはこのページでの解説はしませんが、端的にいうとヤクザのような利子+手数料をぼられる制度のことです。
どう転んでも損をするだけの制度(逆にクレジットカード会社は得をする制度)なので、クレカ好きは絶対にこのリボ払い制度を使いません。
しかし、一括で支払う「ずっと全額コース」という指定項目があります。
これを、毎月利用する額よりも高い金額に設定しておくと、利子+手数料を支払わなくて良い1回払いのカード(通常のクレジットカードと同じ)となるのです。
P-One Wizカードは初期設定でリボ払いコース(ミニマム・ペイメント)になっているので、まずこれを解除する必要があります。ここが中級者向けと当サイトが書く理由です。
②還元率は1%+現金還元
そんな厄介でクセのある代償として、P-One wizカードはクレジットカード業界でも高基準、通常1%の還元率を誇ります。
かつ、重要なのが現金還元を行うという点。
クレカ好きの方はTポイントへの1.5%還元というところに注目しがちですが、個人的にそんなことはどうでもよくて「1%還元率+現金還元」、ここが非常に大事なポイントだと考えています。
私はあまりポイント自体の還元率は気にしません。なぜなら結局は「そのポイントが何に使えるのか?」が重要だと考えているからです。
発展途上国の通貨が世界中で使えないのと同じように、ポイントがどれだけ貯まっても、ポイント自体の価値が低ければ全く意味がありません。
当サイトのクレカ選びは次の基準で優劣をつけます
ポイント還元を目当てにするなら
・還元率
・その還元ポイントが何に使えるか
(自社サービスのみ<提携ポイント<支払い<現金)
・年会費
ステータス性を目当てにするなら
・取得のしにくさ
・年会費
・年会費に見合うサービスが受けられるか(例:空港ラウンジなど)
Tポイントやdポイントが貯まると言ったって、結局は流通先の商品を通常価格で買うだけですし、お金の使いみちを縛っているに過ぎません。
しかし現金なら、全ての財やサービスが購入できます。
だからこそ、当サイトはポイントを還元率だけで考えず、現金還元されるか?使用できる場所は多いか?を極めて重要視しています。
③Tポイントへの交換だと1.5%還元へと化ける
比較的利用先が広いTポイントへポイントを交換すると1.5%還元となります(現金1%、Tポイント0.5%)
還元率至上主義の方はここに随分注目されていますが、先程も書いたようにポイントの利用先が縛られるという意味ではあまり魅力に思いません。
④発行元会社の知名度が低い
ポケットカード株式会社はあまり聞き慣れませんが、比較的著名なファミマTカードをファミマに委託されて発行している会社です。
もともとはマイカルのクレジットカード部門でしたが、マイカルが破綻することとなり事業を福岡市に本社を置く三洋信販株式会社に売却。
売却先の三洋信販も消費者金融のプロミスに吸収合併され、そのプロミスも三井住友銀行へ吸収されてSMBCコンシューマーファイナンス株式会社になるなど、非常に複雑な経緯を辿っています。
三井住友フィナンシャルグループ(三井住友銀行系の持株会社)
↓(株式保有)
SMBCコンシューマーファイナンス(元プロミス)
↓(株式保有)
ポケットカード株式会社
ポケットカード株式会社は、伊藤忠商事(ファミリーマートの親会社)が46%、ファミリーマートが36%、三井住友銀行が20%の株主となっています。
デメリット
P-one wizカードはポイント還元に特化したカードだけに、使いづらい点も含まれ、メインカードとして使うには少し厳しいものとなっています。
ETCカードが有料
ETCカードの発行には1,000円+税の手数料がかかります。さらに、有効期限後のカード更新時にも同じ額がかかります。
昨今ETCカードは無料で発行できるところも多いだけに、ここはマイナスポイントですね。
付帯保険が微妙
クレジットカードには旅行保険などがついている場合がありますが、P-One wizカードの保険はショッピング保険のみです。
使い心地が楽しみ
個人的にはdカードよりもかなり魅力的に見えるこのカード。どんな使い心地なのか楽しみです♪