私が何かと三井住友カードを推す理由は色々とあるのですが、その一つが「支払日を10日の他、26日にも設定可能な点」です。
日本人の給与慣行としては25日支払いが多いので、まとまったお金が入ってからすぐに支払い出来るのは、かなりのメリットです。
Q.給料日はいつ?
— 鉄道ファンのクレジットカードのりば (@RailCredit) June 1, 2018
明確なデータが残念ながら見当たらなかったので、Twitter上でアンケートをとってみたところ、やはり353票のうち52%が25日支払いという結果になりました。
この他、楽天カードも27日支払いとなっていますが、実はあまり26日・27日あたりの支払いのカードって多くありません。
国内でシェアが多い大手5社のカード支払い日を見るとこんな感じ。
三井住友カード | 26日、10日 |
---|---|
JCB | 10日 |
楽天カード | 27日 |
セゾンカード | 4日 |
イオンカード | 2日 |
半数が給料日である25日の場合、イオンカードの2日払いやセゾンカードの4日払いはまだしも、JCBの10日支払いは少し使いづらいものがあります。
三井住友カードも原則の支払日は10日ながら「26日の支払いにも対応させている点」は、融通が利かないJCBと比較して、柔軟な対応といった感じです。
いつから?
では、この26日支払日の設定はいつから行われているのでしょうか。今回、三井住友カードのデスクの方に聞いてみました。
もともとの口座引き落とし日は10日でした。26日を設定したのは1990年4月から。当時はゴールドカードのみのサービスでした。日本企業の給与慣行においては25日支給の方が多く、その要望に応える形でスタートさせました。
三井住友カードは1982年にゴールドカードを発行して以来それが好調で、1990年6月には若年層向けゴールドカード「ヤングゴールドカード20s」を発行します。現在の「三井住友VISAプライムゴールドカード 」ですね。
これは優良顧客を20代のうちに囲い込んでおこう、という狙いがあったのだそうです。
この26日支払い、ぜひ他社も追従して欲しいところですね。