これにはびっくり。
楽天カード株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:穂坂 雅之、以下「楽天カード」)は、アメリカン・エキスプレス(本社:米国 ニューヨーク、グローバル・ネットワーク・サービス事業部門 社長:ピエリック・ベッケルト)と連携し、本日より「楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カード」の申込受付・発行を開始します。
(中略)
「楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、年会費が永年無料の「楽天カード」、女性のライフスタイルに応じてカスタマイズサービスが可能な「楽天PINKカード」、ワンランク上の 「楽天プレミアムカード」、そしてご招待制でお申し込みいただける「楽天ブラックカード」の4種類 で展開します。
出典:https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/press_release/20180925/
今回アメリカン・エキスプレスが取扱可能となるのは、楽天カード(年会費無料)・楽天PINKカード(年会費無料)・楽天プレミアムカード(年会費10,800円)・楽天ブラックカード(年会費32,400円、招待制)の全4種類です。
双方の狙いは?
確かに、楽天カードは2016年の日本経済新聞の調査で国内シェア1位に躍り出る程の人気カード。
しかし、どちらかというと庶民的な楽天カードは、アメリカン・エキスプレス(AMEX)の持つブランド力・ステータス性とはやや相成れないところがあります。AMEX側がブランドを捨て、実利に走ってきている…ということなのでしょうか。
アメリカン・エキスプレスはJCBと提携しているのでJCBが使用出来るお店では殆どの場所でAMEXも使用出来るのですが、肝心のJCB自体が一向に決済手数料を値下げせず、結果的にAMEX取扱可能店舗の普及をも妨げているという現状があります。
今回の提携は、その牽制にもなる…との見方もあります。
一方、楽天カード側としては願ったり叶ったりの今回の提携。ブランドイメージが向上すると共に、他カードでは類を見ない4ブランド化の取扱いで、ますます楽天カードの魅力が向上することでしょう。
個人的には突然使用出来なくなるエラーコード2問題や、一向につながらないカスタマーサービスなどもあってあまり信用ならないカードではありますが、それらが気にならないクレジットカード中級者以上の方ならば魅力的なカードとなっています。