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イオン系のイオンカードにて、不正利用の報告が急増しています。
2024年10月8日にはイオン側もそれを認めており、以下のような声明を発表しています。
詐欺行為の被害にあわれたお客さまに対し、心よりお見舞い申し上げます。
また、こうした詐欺被害にあわれたお客さまへの対応にお時間がかかっていることについてお詫び申し上げます。現在、急増する決済にかかわる犯罪行為の撲滅を目指し、業界全体で様々な取り組みをしておりますが、弊社におきましても被害実態や複雑かつ巧妙化する犯罪手口の解明と被害金額の特定および返金処理などに時間を要しており、結果としてお客さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしている事実は否めません。改めて深くお詫び申し上げます。
今後はこれまで以上に、お客さまのお気持ちをしっかりと踏まえたうえで、被害金額の特定とご返金、および不正利用などの被害をなくす努力を鋭意継続してまいります。
出典:1)
最悪の対応
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イオンカードの不正利用については今年に入って増加の傾向があり、10月に入って「対応がひどすぎる」と炎上気味になっていました。
具体的な対応のまずさは
・不正利用された店舗に自分で問い合わせて欲しいと投げやりな対応
・不正利用が発覚してもカードを止めない
・口座を開き直しても再度不正利用
・不正利用について全く連絡がない(4ヶ月放置)
・不正利用の補償がなされず、支払い義務を課す<事例>
・返金処理が遅い(30万、数十万払った事例も)
・不正利用を認知している筈なのに支払の催促が来る<事例>
…などの報告ポストが上がっています。もうめちゃくちゃですね。
一応、利用規約には「不正利用があった際には、一旦支払って頂いて後ほど返金する」と書かれているようですが、流石に数十万円単位でこれをやられると厳しいですよね。
しかも不正利用の申告があるにも関わらずカードを止めていないのですから、かなりの落ち度がイオン側にもありそうです。
当面はイオンカードを作らないほうが良さそうですね。
不正利用自体も急増中
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イオンカードに限らず…ですが、近年クレジットカードの不正利用が急増しています。
日本クレジット協会が発表したデータによると、直近の2023年でクレジットカードの不正利用被害額は540億円にも上り、過去最悪の数値となっています。
不正利用で最も多いのは「番号盗用被害」で、93%近くを占めています。
不正利用が多かったカードの内訳は流石に公開されていませんが、利用者から怒りの声が上がったことで、結果的にイオンカードの信用が揺らぐ事態となりました。
2015年にはクレジットカードの発行シェア率で5位にまで上ったイオンカードですが、今後どうするんでしょうか…
関連リンク
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参考文献
- 株式会社イオン銀行、イオンフィナンシャルサービス株式会社「【重要】フィッシングメールや不正利用などの被害にあわれたお客さまへ」